電子タバコをメンテナンスする3つの方法

2番目は「エタノールを使うメンテナンス」です。

2017年04月10日 14時14分

エタノールはアルコールの一種で、手軽にアルコール除菌できるので重宝しますので用意しておきましょう。
「無水エタノール」は濃度が高いもので、水が入っていないエタノールです。殺菌作用が高いです。
 
ドラッグストアでは、無水エタノールや、70パーセントの希釈されたエタノールがあります。
無水エタノールよりも70パーセントの方がいいでしょう。
 
なぜならば、リキッドの含まれているグリセリンは雑菌が繁殖しやすいことにあります。
高濃度のエタノールに少量の水が存在しているとエタノールが細胞膜を変性させてしまいます。
透過したエタノールが菌の内圧を高めることで菌を溶かしてくれるからです。
 
だから無水エタノールよりも水分を含んでいる濃度が一番殺菌効果が高いからです。
無水エタノールよりも引火性が低いことも70パーセントのエタノールのほうがオススメできる理由でもあります。
 
具体的には次のステップでOKです。
【ステップ1】アトマイザー(噴霧器)とバッテリーを分解。
【ステップ2】アトマイザーを分解し、エタノールに浸す。
【ステップ3】2分程度振る。
【ステップ4】十分に乾燥させる。
 
お近くのドラッグストアや薬局で70パーセントのエタノールを置いていないこともあるでしょう。
そんな場合は無水エタノールを70パーセントにすればいいです。
一度のメンテナンスで70パーセントのエタノールは300ミリリットルほどで大丈夫。
300ミリリットルの10分の7のエタノールと考えてください。必要なエタノールの分量は210ミリリットルです。
 
残りは水になります。合計の300ミリリットルからエタノールの分量である210ミリリットルを引くと90ミリリットルになります。
これを混ぜ合わせたら70パーセントのエタノールを作ることができます。